2016年3月25日金曜日

人との繋がりがあって、保育園がある・・・


伊藤英子は保育園で働くようになって、感じることがあります。保育園って、先生と子供たちで成り立っているように思われがちですが、実は地域の方、次に行く小学校、ボランティアの方、そして保護者の方の理解のもとに成り立っているのだということです。幼い頃、それこそ伊藤英子が保育園に通っていたころなどには、思いもしなかった人と人との繋がりがそこにはあるのです。地域密着といいますが、本当にその通りですよね。夏祭り、運動会、クリスマス会、小学校との親睦会、畑の収穫、どれをとっても子供たちと、保育士だけで成り立つ行事などないのです。それは、大きな行事になればなるほどです。秋祭り、夏祭りには、必ずと言っていいほど、地域の方のボランティア、また民生委員の方の協力があります。その方たちが、お店を受け持ってくださったり、昔遊びを提供してくださったり、焼き芋を焼いてくださったり、お正月になると、杵と臼を持ってきて、昔ながらの方法でお餅つきをしてくださることもあります。また、小学校から生徒たちがやってきて、折り紙を園児たちに教えてくれることもあります。そうすることによって、小学校にはこんなお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるのねー。自分の住む地域にはこんなおじさんや、おばさんがいてくれるのねー。と、自然な形で園児たちの意識に浸透させることができ、小学校への認識がついていったり、不安感が少し解消されたりするのです。そして、保育園での人間関係が次に繋がっていくわけです。伊藤英子もそういった次のステップへの橋渡しができる職に就けたことが嬉しいです。

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