2016年3月15日火曜日

ライフティングノート


人の未来設計を考える事が大好きな伊藤英子ですが、最近こんな方から未来設計を考えてほしいと言われました。その人とは、伊藤英子が通うジムで出会った72歳の女性です。その方には、すでに結婚したお子さんが3人いるのだそうですが、うち2人は遠方で住んでいて、普段からあまり会う事はないそうです。そして残りの1人は近くに住んでいるけれど、自分たちの生活で精一杯なのだという事でした。72歳を迎え、ジムに通うなどして体力づくりには心がけているそうなのですが、それでも日々衰えていく体力、物忘れ、ふとした時に感じる孤独感など、不安になる事も多くなってきたのだそうです。そんな彼女が今時間のある時にしていることは、エンディングノートを付けることらしいのです。エンディングノートってご存知ですか?一時話題になってから、エンディングノートを綴る方も増えているのではないでしょうか?つまり、自分自身が正しい判断をできるうちに、自分が死んだらこうして欲しい、誰に連絡をとってほしい、財産をどのように分配して欲しいか、お墓の事などを書き綴ったものですね。しかしながら、この女性は素晴らしいな・・・と伊藤英子は思いました。ジムで体が衰えるのを少しでも遅らせる努力、人と接して認知症予防の努力、死んだ後に家族が困惑しないようにする努力をしているわけですから。その方の未来設計・・・難題ですよね。そこで伊藤英子はライフティングノートを綴る事を提案してみました。死ぬためのノートではなく、生きる為のノートを付ける事です。そこには、これからやりたい事、延命治療を望むか否か、胃瘻を望むか否か、施設に入ったときはこうして欲しい、自分の半生などを書き綴ったものです。これからより自分が望む老後を過ごすことが出来るように生きる為のノートを綴ってみるのもいいのではないでしょうか?皆さんはどう思われますか?

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