2016年7月3日日曜日

お弁当に詰められた愛


皆さんが通われている保育園は、お弁当の日がありますか?伊藤英子が勤めている保育園では、週に一度だけお弁当の日が設けられています。親御さんからすると、お弁当の日は忙しいだけかもしれませんが、このお弁当の日だけを楽しみにしている園児も結構いたりするのは事実です。保育園に居ながらに、親の愛情を感じ取ることができるひと時だからかもしれません。または単に、偏食が多くて給食が嫌いなだけという子もいるかもしれませんが・・・()そんな週に一度のお弁当の日に園児たちが持ってくるお弁当は、伊藤英子の目から見てもおもわず羨ましくなる一品ばかりです。例えば、キャラ弁です。のりで目や鼻、髪の毛をつくり、口はカニカマやハム、顔はチーズなどで作られているもの。ウインナーもかわいくカットされていたり、かわいらしいピックがたくさんついていたり、そしてよく考えられているな・・・と思わず感心したのは、保冷材の代わりに凍らせた一口ゼリーが入れられていたり・・・どれもが親の愛情を感じるものですよね。お弁当一つでもいろいろな愛情の表現があると思います。キャラ弁は栄養価を考えられていないという意見もあるかもしれません。けれど、それだけ手の込んだお弁当を作るには、愛がなくてはできませんよね。また、子どものお弁当なのに、煮物などが中心で可愛げに欠けるというお弁当もあるかもしれません。でもそのお弁当は子供が摂るべき理想の食材の宝庫だったりすることもあるわけです。十人十色といいますが、まさにその通りで、いろいろなお弁当があっていいと思います。そこにはいろいろな形の愛情が詰まっているのですから。伊藤英子も、その昔母が私への愛をもってお弁当を作ってくれていたのでしょうね。

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