2016年7月12日火曜日

意思表示できる子供たちの未来設計


伊藤英子が勤める保育園では、4歳児クラスになると急に自己主張が強くなる子供たちが増えてきます。大抵の子供たちは自分の思っていることを伝えられる子がほとんどなのですが、それでもクラスの3割くらいは思っていても口に出せない子がいるのです。客観的に見て、やはり思っている事を伝えられる子供の方が得することが多いです。それは、先生対子供たちという視点でもそうなのですが、子供対子供のときに強くそう感じます。というのも、子供たちの遊びの中でもそうです。「何をして遊ぶ?」という問いかけに対して、言える子供たちはあれがした!これがしたい!と言えるのですが、言えない子は自分がしたい事を主張できないものですから、いつまでたっても自分がしたい遊びができないままなわけです。子供たちの未来設計を考えた時も、やはり自分の意見を言える人になってほしいと思うわけです。それでは、思っている事をいえる子にするにはどのようにしたらいいのでしょうか?それには賛否両論があるかもしれませんが、伊藤英子の考えとしては、より多くの自信を持たせてあげることに尽きるのではないか?と思うのです。そして自信を持たせてあげるにはどうしたらいいのでしょうか?それは、子供であってもその人格を認め、そのこが感じている事に共感して、どんなささいな事でも発する言葉を聞き逃さないこと、そして、なにより重要だと思うことは、褒めてあげることではないでしょうか。そうすることによって、徐々に自分の意思を伝えられる事ができる様になると思うのです。全ての子供たちが、嫌なことは嫌だと言える人に成長して欲しいものです。

 

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