2016年4月5日火曜日

少人数クラスの試練


伊藤英子の勤めている保育園では、かなり少人数のクラスがあります。そのクラスは4歳児クラスなのですが、男の子が5名、女の子が6名と本当に少人数なのです。少人数は、大人から見るといいのかもしれません。なぜなら、それだけ手厚く先生に見てもらえるという利点があるからです。しかしその反面、子どもの立場になると少人数クラスはある意味酷な事なのかもしれません。それだけ友達を選別する幅が狭まるということですから・・・伊藤英子の保育園の少人数クラスの男の子は、戦いごっこが好きな子が3人。静かに砂場遊びがしたい子が1人。どちらにも順応できる子が1人の、計5人なのです。もう少し、園児の人数がいたのなら、静かに遊びたい子も、もう少しいたのでしょうが、5人ですから仕方がありません・・・結局静かに遊びたい子も、戦いごっこのメンバーに入らされるという場面を多々見受けられるようになりました。今、伊藤英子が最も気になる園児は、その男の子です。戦いごっこをしているうちに、楽しめるようになればいいのですが、そうではなく、無理に戦いごっこをしていたのなら、どこかでそのはずみがやってきます。それがとても気になるので、伊藤英子も最近はその子たちの仲間に入れてもらって、様子を見ながら違う遊びを提案したりもしています。この時期の子供たちは、少しずつ周りが見えてくる時期に入りますので、難しい時期を迎えていますしね。子供たちの世界もまた大変ですね・・・

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