2016年9月8日木曜日

伊藤英子の保育園では一人に一つの鉢で野菜を育てる


伊藤英子が勤める保育園では、入園すると園児一人に付き一つの鉢を配布します。そしてその鉢に季節ごとに種蒔きをしては、野菜や花を育てるのです。それにより、育てることの楽しさ、収穫することの喜びを体感してもらうのです。これはほんとにいい試みだと思います。野菜を育てることによって、野菜嫌いな子供が野菜に興味を持つきっかけになりますし、花を育てることによって虫や喋喋がやってきて、自然の形態を学ぶこともできるのです。ただ、このいい試みにも、欠点はあります。それは種まきをして、数日で芽がでてくる分には問題はないのですが、毎年絶対に数名は、いくら待っても種から芽がでてこない子たちが出てくるのです。そんな時はまた種を植えてもいいのですが、そうなるとやる気が半減されてしまうのも事実です。他の園児たちより成長も遅いですしね。ですから、伊藤英子が勤める保育園では、ここだけの話ですが、そういった事態に備えて予備の種まきをしているのです。ここだけの話ですよ。()そして園児たちが帰宅してから、こっそりと苗の差し替え作業をします・・・これって本当はやってはいけないことなのかもしれません。だって人生は思い通りに行かないことだらけです。人生は厳しいよ。思い通りにはいかないよ。という事を教えるのもいいのかもしれません。けれどまだ保育園児です。人生の厳しさを教えるよりも、やりがいや達成感を教える方が何倍も子供たちのためにはプラスだと、伊藤英子の保育園では考えたのです。皆さんはどう思われるでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿