2015年11月12日木曜日

未来設計の実現には妥協も必要


現在保育園で働いている伊藤英子は、まだ結婚していません・・・保育園で一緒に働いている仲間も、未婚の先生が多いので、特に結婚に対して焦りも感じていませんでした。ですから伊藤英子の未来設計の中の、最重要項目に結婚という言葉はなかったのです。ところが、その未来設計を一気に覆す事件がおきたのです。それは、小学校の同窓会での出来事でした。小学校を卒業してから初めての同窓会が開かれ、なんとなくみんながどうしているのかという好奇心から、参加することにしたのです。あとは、少しばかりの期待と・・・というのも、保育園と自宅の往復ばかりの伊藤英子にとって、出会いの場はほんとに限られていたので、同窓会の場でもしも、もしも出会いがあれば・・・なんて微かな期待を抱いてしまっていたのです。ドキドキしながら同窓会の場にいったのですが・・・出会いを期待していた私の気持ちは、一気に打ち砕かれてしまいました・・・というのも、同窓会に参列したメンバーの約8割が結婚していたのです・・・もしくは、結婚経験者?というべきでしょうか。保育園という狭い世界にいた私は、現実の流れが見えていなかったのか・・・と、とてつもない焦りが自分の中にこみ上げてくるのがわかりました。この時伊藤英子の未来設計の重要項目に結婚が名乗りを上げたことはいうまでもありません。同窓会の席でも言われてしまいました・・・結婚は現実だよ!顔より経済力と、性格のよさが結婚相手を選別する決め手になるのよ!と。一つでも理想を下げていく努力をしなよ!と。そうですよね。理想通りの人と結婚できている人なんてほんの一握りなのかもしれませんね。未来設計に向かって歩む事=少しばかりの諦めや妥協も必要なのだと感じさせられる一日でした。

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