2017年6月18日日曜日

伊藤英子のお薦め絵本「ねずみのでんしゃ」


今日は、かわいい絵本をご紹介したいと思います。伊藤英子の保育園では、その本を読むと、子供達は大喜びです。その絵本は、「ねずみのでんしゃ」というものです。この「ねずみのでんしゃ」には、7つごのかわいいねずみが登場します。7つごのかわいらしいねずみたちは、ちゅうがっこうに行くのです。けれど、7つごたちはちゅうがっこうに行くのが嫌だといって、お母さんねずみをこまらせます。理由は、ねむいからいや、いじめっこがいるからいや、いろいろな知らない子がいるからいや、とおいからいや、などなど・・・ん?これって、皆さんのご家庭でも耳にしたことがあるって?(笑)そうかもしれませんね。伊藤英子も、保育園で同じような台詞を聞いたことがありますもの。さて、子供達がそんな事を言い出したとき、あなたならどうしているでしょうか?・・・お母さんねずみはというと・・・7つごのねずみたちが寝静まったのを見計らって、二つの毛糸球を持ち出し、ちゅうがっこうまでの道をころがしていったのです。そして、電車の線路を作ったのでした。もちろん毛糸の線路です。電車が走るわけはありません。では何が走るの?そうです。毛糸で作った線路の上を、お母さんねずみと7つごねずみたちが走るのです。はじめはちゅうがっこうに行きたくない!と言っていた子ねずみたちも、その線路には興味津々!ついには家から飛び出して、ちゅうがっこうまでの道のりを走っているではありませんか!んー!まさにこれ!なにか興味のあること、楽しい事を見つけたら一歩が踏み出せるってことありますよね。絵本ながら、伊藤英子が思わず尊敬してしまうお母さんねずみのその行動。さすがです!挿絵もとてもかわいらしいので、ぜひ読んでみてくださいね。

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