2017年6月3日土曜日

伊藤英子が大好きな絵本


伊藤英子は仕事柄、絵本にふれる機会がたくさんあります。保育所の子供達に読み聞かせすることが多くあるからです。今は子供達に絵本を読んでいる側の伊藤英子ですが、幼い頃は、母親に毎日のように絵本を読んでもらっていました。私はなかなか寝ない子供で、母親が1冊絵本を読んだくらいでは眠りませんでした。2冊読んでも眠りませんでした。3冊読んでも眠りませんでした。4冊目になると、伊藤英子より先に母親がウトウトし出すので、「お母さん起きてー!」と、今にも眠りにつきそうな母親を起こすというのが、毎晩の寝かせつけの流れでした。その頃は、もっとたくさん絵本を読んで欲しいのに、すぐに寝てしまう母親が嫌でした。けれど、今大人になって振り返ってみると、忙しい時間帯に何冊も何冊も、私が眠りに付くまで毎晩絵本を読むことに時間をさいてくれていた母親が、とても尊く感じます。なかなか真似でいないことですよね。そんな母親に育ててもらったからか、伊藤英子は今でも絵本が大好きです。なかでも14ひきのねずみシリーズが!14ひきのねずみシリーズはたくさん出版されています。絵本の内容はもちろんですが、挿絵がまたかわいらしく、絵本からあたたかさを感じるのです。絵本では、14ひきのねずみの家族の一日を描いているのですが、家族みんながそれぞれを思いやっているのが伝わってきます。家族っていいな!って、思わせてくれるそんな絵本です。大好きな14匹のねずみシリーズは、今保育園でも読み聞かせているのですが、私が感じたように、保育園の子供達もまたこの絵本からあたたかさを感じ取ってほしいです!

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