2017年2月8日水曜日

この時期伊藤英子が思うこと・・・


2月の節分の行事が終わると、伊藤英子が勤める保育園での残る行事は、お誕生日会と、ひな祭り会と、卒園式を残すだけとなります・・・そう思うと、少しフライングではありますが、すでに感慨深いものがあります。伊藤英子の中では、ついこの間桜満開の中、保育園の門をお父さん、お母さんの手を繋ぎながらくぐっていた子供たちが、もう一月もすれば卒園してしまうのです。まだまだ小さな体の園児たち。こんな小さな背中に大きなランドセルを背負って今度は小学校の門をくぐるのか・・・と思うと、いじらしく思えて仕方ありません。晴の門出を祝わなくてはいけないはずなのに、かわいい子供たちの顔をこれからは見られないのか・・・と思うと寂しさが込み上げてきます。これって先生失格なのかしら・・・?落ち込んでばかりもいられませんので、今そんな園児たちに伊藤英子が出来る精一杯を、残り限られた期間で、伝えていければいいのですが・・・この時期になると、ついつい思ってしまうことがあります。それは、私は子供たちにきちんと愛情を伝えてこられただろうか?小学校に行っても困ることがないように、集団生活の基本を教えてこられただろうか?お友達に対する思いやりの気持ち、人の気持ちにたったものの考え方を伝えることができただろうか?そして、自分の気持ちを伝えることがどれほど大切なことかを、理解してくれているだろうか?ということです。どうか、私の大切な子供たちが、次のステップに上がっても、困ることなく毎日を楽しんでくれたらな・・・と、願うばかりです。

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